【NEW】チラシ完成!
| 第4回ペット:暑さ対策
| 第3回ペット:犬が裁かれた!?
| 第2回ペット:高齢者とペット信託
今日は少し視点を変えて、TIBI(植木康元の愛称)のメインにしたい「ペット信託」について、実際の犬の飼育状況を挙げながら考えてみました。
◆ 人口に対する犬の登録数は「常識通り」
日本全国の犬登録頭数は約600万頭。一見すると都道府県ごとに「人口に比例した登録数」は、大きな違いはなく「その地域の人口に比例した犬の数」に順ずるのが分かりました。
◆ しかし「75歳以上の方」に限ると…!
視点を変えて「75歳以上の人口に対する犬の登録頻度」に調べてみたら、とても興味深い結果がわかりました。
一番は四国の香川県。高齢者一人当たりの犬登録率は39.5%と、全国平均29%を大きく上回っていました。
次いで愛知県。そして三重県、沖縄県、滋賀県と続きます。
![]()
![75歳以上に対する犬の登録率 都道府県別トップテン]()
◆ 都市部はマンションの壁
2位の神奈川県は11位、そしてなんと1位の東京都は20位という結果でした。しかし決して低い数字ではないということも付け加えさせていただきます!* 1位東京都は29.2%、2位神奈川県31%:人口に対する犬の登録数
ただ、 これは実際の「飼育環境」として、一戸建てよりマンション居住の方が多く、犬の生活空間が取りずらいことも影響しているのでしょうか?
◆ 結論:ペット信託は必要な相談業務
今回の調査では、75歳以上の方が犬を飼育している比率は人口の約3割です。今後さらなる少子高齢化を考えたときに、その比率はさらに上昇する可能性が高く、『ペット信託』は必要かつ重要な相談業務になっているのかもしれませんね!
ではまた明日。
※出典:人口は統計局 令和6年推計、犬の登録数は厚生労働省 令和5年度データより算出。